本研究では、対話に使用される言語表現表出のスタイルや特徴の他、対話そのものの構図や内容にも考察と工夫の幅を広げ、「語り」「ナラティブ」といった領域のことを学び始めています。一般によく知られている、文字化されたテクストを伝達する「読み聞かせ」とは異なり、演技性の高い、聞く人との相互作用をより積極的に取り組む方向で、文字情報や「読む」行為に依存しない対話の様相から、支援の手がかりを得たいと考えています。
導入として、2015年1月に、松山おはなしの会で活躍される光藤由美子先生をお招きし、「ストリーテリング」の基本概念と進め方のワークショップを実施しました。これは、主に基盤研究(C)(課題番号:24531245、研究代表者高野美由紀)の支援を受けて実施されましたが、本プロジェクトに、関連のある活動が引き継がれます。
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障害者とつながるストリーテリングワークショップ(PDF)